HISTORY 歴史

ウルバーノ家は1946年にシチリア・メッシーナで、創業者のウンベルトと妻エマヌエラによって、コーヒー豆の焙煎業を開始しました。
創業時の理念は最高の生豆の緻密な選定にありました。創業者の技術と消費者の要求に対する感性は調査と試作をへて、最高品質のブレンドに結びつき、50年代の中頃には、街の小さな個人店は最新の設備を備え、地元に深く根付いた家族経営のビジネスへと発展しました。
生産者の揺るぎない信念、安定した品質の保証、人々の要求を満たすための飽くなき追求が売上の増加を可能にしたのでした。

70年代にビジネスに参加した二代目のフランチェスコとミシェラドーロ社の戦略的関心はイタリア全土に渡る市場と商品の多様な配給方法、とりわけ小売店や飲食店への卸へと向かいました。
新商品のラインナップは、はっきりとそのような市場のために開発され、30年経った今でも記憶される“5 MISCELE”はミシェラドーロの最初のヒット商品となりました。

80年代になると、社の一層の拡大と現代化が必要となり、より工業的な様相を見せるようになりましたが、それでも家族経営のスタイルと職人的なあり方は失うことはありませんでした。

90年代の終わりには、海外市場への参入を視野に入れた商業戦略が組み込まれました。ミシェラドーロのイメージは一新され、ロゴマークはよりスタイリッシュなものになり、全商品のパッケージは海外市場を目指す新たな戦略を反映したものへと変更されました。

2000年にウルバーノ家は最新技術と高度な生産ラインを備えた新工場をオープンしました。新工場は三世代に渡って培ってきた経験と感性を見失う事のないように、設計と設備の選定がなされています。
そこでは六十余年に渡るミシェラドーロの成長と発展を可能にしてきたエスプレッソの香りがしっかりと保たれています。
2006年には、ミシェラドーロはイメージの根本的な変革を行うときが来たと判断し、巨匠オリビエロ・トスカーニをデザイナーに迎えいれました。世界中の消費者は「品質、優美、簡素」というミシェラドーロのスタイルと哲学をいっそう身近に感じることができるでしょう。

伝統は過去の年月によって形成されてきました。今日における品質の確かさは、ブレンドの工程に対する一貫した意識に支えられています。
私達の未来は、職人の“継続的な献身”の誓いによって、約束されています。